
みなさんこんにちは、占星術家のMeiです😊



こちらの記事では、一度毒親からの逃亡に失敗して実家に出戻り、また同じ苦労をしてしまった僕が「出戻らないためにすればよかったこと」をみなさんにお伝えします。
【精神編】毒親脱出に必要なこと


- 毒親への執着心を自覚する
- 親以外の人間関係も一旦疑う
- 『今』に幸せはないと理解する
「毒親側がなにかのきっかけで変わってくれるかも」という希望をほんの少しでも持ち続けていると、実家を出るチャンスが全然訪れなかったり、例えがんばって実家を出たとしても引き戻される可能性が高いです。



僕は一方の親の『毒親さ』が目立っていてもう片方の親も毒であることに気付かず、「そちらの親との縁が切れるのは嫌だな」と中途半端な気持ちでいました。
家庭内の問題は、解決しようとしなかった親も結局は『共犯』ですので、子に見捨てられて当然だったのです😥
あくまで個人の意見ですが、親が毒である時点で、運良く衣食住が保証されているだけで「親に捨てられたのと同じ状態」と言えるのではないでしょうか。
毒親育ちさんは「捨てられたくない」と頑張って尽くすことが多いのですが、本当はもうとっくに捨てられてしまっているとしたら、自分は「親に捨てられた後の人生」で幸せになることを考えなければなりません。
また、毒親育ちさんは『毒親によく似た人』を友人や恋人にわざわざ選んでしまいやすいです。



僕自身、毒親に似た人や、毒親を放置する「事なかれ主義」の人が歴代の恋人や当時の友人に多く、自分含めもれなく全員依存気質だったので人間関係がめちゃくちゃでした😂
「これは自分の人生だ!自分の責任で大暴れしよう!」と覚悟を決めてから、悪縁が切れて人間関係が晴れやかになりました。
身の回りの人は「毒親たちのコピー」ではありませんか? 長年仲良くしているとか、お世話になったとか、そういう『義理フィルター』は今だけは必要ありませんので、まっさらな心で人間関係を見直してみましょう。
親を『世界の中心』にして作り上げた人間関係では、毒親という呪いから開放されて清々しい気持ちで生きてくのは難しいのです。



学校と同じように、人間関係にも卒業のタイミングがあります。
僕が『毒親仲間グループ』から抜けるときもひと悶着ありましたが、抜けた直後から人生の気楽さが段違いだったので勇気を出せる人がもっと増えるといいなと思っています😊



グループから抜けるときに揉めるなんて暴走族やカラーギャングみたいでちょっと面白いですね。
「元々健全な友人関係ではなかったんだ」とそのときに気づきました😅
【現実編】毒親脱出に必要なこと


- 心身の健康管理スキル
- お金を稼いで管理するスキル
- 心理学などの『自分のものさし』
精神的に毒親から抜け出したとして、現実的な生活力がなければ即『金欠や病気』で実家に出戻ることになりますので、これらは非常に大事になります。
毒親育ちさんは十中八九メンタルが散々な状態ですので、まずは心の傷を癒やして「過剰な依存心や執着心」を浄化するのが最優先です。
心と体は繋がっていますので、人間関係を優先して放置してしまっていた体の不調も、「些細なこと」と後回しにせずきちんと病院へ行って治療しましょう。



毒親育ちさんは自己犠牲に走りがちなので、「自分>>>他人」という優先度を当たり前のことだと受け止めて、「自分自身が健康で幸せだから他人を支えられる」というのを腑に落とす必要があるかもしれません😊
自己管理の次に大切なのは、稼ぐ力と管理する力です。
「さあバリバリ働いて稼ぎましょう!」という話ではなく、「自分が無理なく稼げる範囲で身の丈に合った幸せな生活ができるよう、支出を管理しましょう」という感じです。
病気というのはみんな平等に『確率』で罹るものですので、どんなに気を付けていても病気になるときはなります。
万が一そうなったときに、貯金が全く無かったり、健康保険や生命保険(疾病入院特約付)に入っていなければ、待っているのは『借金』や『実家への出戻り』です。



お恥ずかしながら、僕はまさにここで失敗しました😂
当時、稼いだお金を全て自分の心を治療するための心理学の勉強につぎ込んでしまっており、「まさか自分が病気になるなんて」という状況でした。
おかげで心は健康になりましたが、自分の教養の無さを反省し、FPを勉強して今に至ります。



毒親育ちさんは「生きるために必須の教養」を親から受け継げていないことが多いですので、社会制度を優しく体系的に学べるFP技能士を勉強するのはものすごくオススメです😊
社会制度はあなたの人生を支えて守ってくれるものですので、知って得することはあっても損することはありません。
そして、コミュニケーションのお手本がずっと親のままだと、社会でのコミュニケーションに支障を来す可能性がありますので、余裕ができたらコミュニケーションについての本を読んでみましょう。
無意識に植え付けられた『親のものさし』を自分の価値観として使い続けるのではなく、自分で『自分のものさし』をゼロから作り上げていくことも『毒親からの自立』に繋がります。
毒親から逃げるときのチェックリスト


- 自分が毒親に執着していると自覚する
- 毒親が変わることはないと理解する
- 毒な行いを許す親もまた毒親で共犯
- 親に捨てられた前提で幸せを目指す
- 毒親のコピーが友人恋人にいないか
- 心の傷を癒やすことを優先する
- 体の健康管理を後回しにしない
- 収入と支出をきちんと管理する
- 社会制度を積極的に学ぶ
- 『自分のものさし』を育てていく
一番大事なのは『幸せになる』こと


毒親の元で育ち、上手く離れられずに悩んでしまう人は、「他人を幸せにしたい」という優しい心の持ち主だと思います。
しかし、そもそも「他人を幸せにする」とは「自分の幸せを他人に分けてあげる」ことですので、自分が不幸な境遇にいては持ち前の優しさを上手く活かすことができません。
そして、自分は自分の意識で変えられても、他人は絶対に変えられないのです。
「いつかわかってくれるはず」という、他人が変わる前提でする『尽くす』は、相手にとってみれば「ただの重荷で余計なお世話」であることが多いのです。
まずは「とにかく自分が幸せになる!」という強い意志を持ちましょう。
僕たちが他人にできるのは、人生の最初から最後まで「自分の幸せをおすそ分けすることだけ」なのです。



『自分が幸せになること』の重要性が、この項目でほんの少しでも伝われば嬉しいです😊
まとめ


- 毒親への執着心が自分を苦しめる
- 逃げるには現実的な生活力が必要
- 他人には「おすそ分け」しかできない
以上、毒親から逃げるときの心構えとチェックリストをお伝えしました。
「毒親育ちって逃げたところでコミュ障だし教養もないから、結局どっかで詰むんだよなあ」という自分の経験から、そんな人を減らすべく書いた記事になります。
ちなみに、途中でFPを勧めているのは、生きる力になるだけでなく「資格を取る」こと自体が自立のための自信に繋がるからです。



「自己肯定感がこの世の終わり」という方は、FP以外でも何でもいいので資格を取得して、学んだ知識を自分自身や大切な人のために活用してみて下さい😊



この記事を書きながら、過去の『毒親仲間』に「国民健康保険にすら入ってない」という猛者がいた事を思い出して懐かしい気持ちになりました😅
以前は「へぇ、そうなんだ」くらいの衝撃でしたが、今は「それはマジでちょーヤバいね」と明確な危機感を感じられるので、FP学習の成果が出ています。
「他人にできるのは幸せのおすそ分けだけ」というのも、僕が体を張って学んだことです。
「『尽くす』って他人をダメにするだけで全然意味ないな」とある日気づいて、じゃあ僕のこの「誰かの役に立ちたい」という気持ちはどこで消化すればいいんだろうと。
そして、「自分に尽くしたら他人の役に立った」という、全く想像もしていなかった着地点にたどり着きました。



毒親育ちさんは「まともに育った子が持っている当たり前の教養」を何ひとつ持っていませんので、自分から世の中のことを学びに行く姿勢が大事になります。
諦めなければ絶対に幸せになれますので、我慢を頑張るのではなく、成長することや飛び出す勇気を持つことを頑張って下さいね♡
応援してます😊