【ゼロから始めるホロスコープ】アセンダント(ASC)編

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こんにちは、占星術師のMeiです。

「ホロスコープの読み方の基礎」を解説してくれる記事は数あれど、ひとつの要素を「現実的にわかるように」解説してくれる記事ってあんまり無いなと思い、書いてみることにしました。

古典・現代・心理占星術の知識に加え僕の独自解釈も含まれますので、『Mei式』のホロスコープ術とはなってしまいますが、解釈に迷う皆様のお役に立てば幸いです。

目次

ASCはその人の『印象』を表している

僕たちの基本的な性格は、

ASC印象、雰囲気、人柄、人当たり
太陽目的のために意識的に取る行動
無意識に取る行動

の3つで形作られています。
今回はこの中のうち、印象や雰囲気を表すASC(アセンダント)についてお伝えします。

ASCが表すのは、「〇〇さんは『元気』な人だ」という文章の『元気』の部分です。

例えば僕はASCがてんびん座なので、他人は「爽やかで付き合いが良い人」の振る舞いを僕に期待しますし、僕自身もそういった印象を相手に持ってもらえるよう振る舞います。

自身の持つASCの星座を他者が感じられるように振る舞うことで、他者と自分との『コミュニケーション』が成立するというわけです。

『太陽星座が性格』と勘違いしていた失敗談

僕は「太陽星座の振る舞いをすれば人生が切り開ける」というのを勘違いして、性格まるごと太陽星座を真似てしまい立ち行かなくなるという経験をしました。

太陽星座はあくまで「どういう振る舞いをすれば人生が切り開けるか」の指針であって、太陽星座の印象を他人に持たせてしまうのは間違いだったのです。

僕は太陽星座がさそり座ですので、長らく「影のある振る舞い」をし続けていました。
しかし、周囲に求められているASCのてんびん座とはかけ離れていますので、「周りの人も自分自身もなんだかコミュニケーションが空回ってしまう」というよくない結果を産んでしまったのです。

12星座別ASCの行動イメージ

星座行動イメージ
おひつじ積極的、せっかち、即断即決、自己中心的
おうしスローペース、堅実、所有欲、食への興味
ふたご会話のテンポが早い、機敏、好奇心旺盛
かに親しみやすい、保護欲、あどけない
しし派手、物怖じしない、極端な行動、寛大
おとめ清楚、清潔感、控えめ、他人に厳しい
てんびん付き合いが良い、受け入れる、他者理解
さそりとっつきづらい、一つのことに執着する
いてフランク、楽観的、外出好き、正直な言動
やぎ感情を抑制する、自我よりルール、緊張感
みずがめ博愛的、誰にでも公平、行動や外見が個性的
うお弱々しい、主張しない、空想世界、注意深い

ASC+太陽の解読例

例えばASCがうお座太陽がおひつじ座の場合、他者への態度としては「弱々しく受容的」でも、物事に向き合う姿勢は「積極的で自分の意見を強く主張する」ような形になります。

振る舞いは優しげでオドオドしていても、意見はキッチリ主張してくるようなイメージです。
もしASCと太陽の星座が逆の場合、印象は自己中心的でも他人の意見を優先するでしょう。

僕はASCがてんびん座ですので柔らかでオープンな姿勢で他者と接しますが、太陽がさそり座なので警戒心が強くとっつきづらいところがあります。

誰とでも仲良くするのが得意でも、極身近な慣れ親しんだ人たち以外との交流は限りなく避けたいという感じです。
鑑定は交流も含みますが「分析してお伝えすること」が主体ですし、ブログは一方的に情報発信できるので、ややこしい人間でもこうして社会との接点が持てて助かっています。

今となっては笑い話ですが、商業で占い関連の執筆のお仕事をしたとき、メールにちょっとした雑談を入れてくる担当者さんと関わるのが執筆よりも大変でした。
「身内は極少数に限る=公私混同は一切したくない」ので、そういった3ハウス的なメールテクが全く通用しない性格と言えるのかもしれません。

ASCの5度以内に惑星がある場合

ASCと合になる惑星は『上昇星』『ライジングスター』と呼ばれ、非常に大きな意味を持ちます。
ライジングスターはホロスコープを代表する惑星となり、他人からは「その惑星”そのもの”のような人」というイメージを持たれるのです。

ライジングスターにアスペクトする惑星があれば、更にその惑星の影響も受けることになります。

天体持たれるイメージ
太陽自己主張が強い、プライドが高い、リーダー
主観で物事を評価する、人気がある、気持ち優先
水星巧みな弁舌、博識、他人の才能を開花させる
金星人を惹き付ける、やらわかな言動、努力家
火星動いてから考える、攻撃的、他者を押しのける
木星楽天的、チャンスが多い、集団の役に立つ
土星若い頃は憂鬱、妥協できない、役目を受け入れる
天王星風変わり、個性を社会になじませるのに苦労
海王星夢見がち、自分が曖昧、現実感覚が薄い
冥王星こだわりが強い、支配的、劇的な変化をする

僕はASCてんびん座ライジングスターの金星を持ちます。

てんびん座は本来「頑張りの効かない甘ちゃん」ですが、ライジングスターの金星は「自分の能力を磨く努力の人」となります。
「他人にとって金星である」ためには、持ち主である僕自身が『金星』という印象を持ってもらえるくらい魅力的でなければならないということなのかもしれませんね。

自己中心や尖った性格は『悪い』の?

協調性の低い性格=悪いというわけではありません。
僕たちは必ず「意味があってその素養を持って生まれている」からです。

ただ、場合によっては集団行動が上手く行かずフラレたりプロジェクトが進まなくなるなど、自我や個性のせいで自分の首を締めてしまう可能性が出てきます。

尖った個性の持ち主は、積極的に「自分が上手にハマる場所」を探す必要があります。

プライドが高いなら社会的地位や尊敬を得るために努力して自分を磨いたり、他人を押しのける気質ならスポーツや営業などの競争社会で働いたり、風変わりな考えを持つなら先進的な分野で働くなどです。

自我が強い人にとって、『居場所』というものは自分で手に入れるものであって、誰かに自然と与えられるものではありません。

また、こういった自分の個性を悪いものと思い込むのは、人生が立ち行かなくなる『劣等感』の元になります。
今はただ星座や惑星の使い道が分かっていないから空回りしているだけです。

「なぜ自分はこの性格に生まれたのか?」「どうすれば上手く活かせるのか?」を考えて、どんどん試して行けばいずれ「自分にとって満足できる場所」に収まることができるでしょう。

まとめ

  • ASCでは他者と接するときの態度がわかる
  • ライジングスターはその惑星を背負っている

ASCは『仮面』や『ペルソナ』というふうに説明されることが多いですが、全くイメージが掴めずに長らく悩んでいました。
先日急に、「人当たりの良し悪しみたいなものがASCなんじゃないか?」と気付きこの記事の執筆に至ります。

ASCてんびん座の印象と、太陽さそり座の行動方針、月ふたご座の感性が組み合わさって『僕』という人格ができあがっているのでしょうね。

今後「他者と接するときにどんな振る舞いをするのが正解か」に悩んだときは、改めてASCの星座を振り返ってみてくださいね。

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