《第四回》ホロスコープの「アスペクト」とは?【西洋占星術】

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こんにちは、占星術師のMeiです。

この記事では西洋占星術のアスペクトについて初心者向けに解説しています。

目次

ホロスコープのアスペクトとは?

挿絵-はてな

ホロスコープのアスペクトは、惑星同士がある一定の角度になったときに特別に現れる関係性、相関図を表す役割を果たします。この記事ではネイタル(ある人物ひとりのホロスコープ)のアスペクトについて解説しますが、シナストリー(相性)やトランジット(運勢)でも考え方の根の部分は同じです。

現実の人間関係と同じように、惑星同士もお互いの個性をブレンドさせて人生の目的や課題に立ち向かって行きますので、みなさんの心の内でどんな個性同士が手を取り合っているのか、はたまた喧嘩しているのかをアスペクトを通じて知ることが出来ます。

60度や120度が表すソフトアスペクトでは、惑星同士の個性は喧嘩せず穏やかな協調関係を結び、双方の特性を自然な形で活かしやすくなります。

世話焼きで愛情深いという個性+マメで常識的という個性=両方の個性が衝突せず自然と共存できる

反対に、90度や180度、150度が表すハードアスペクトでは、個性が対立してお互いの長所の潰し合いをしてしまい、上手く活かすためには努力が必要になります。

世話焼きで愛情深いという個性+合理的で情を絡めない判断が得意という個性=自然のままではお互いの長所を潰し合ってしまう

ハードアスペクトは上手に使いこなすまでに乗り越える壁がたくさんありますが、ソフトアスペクトより強いエネルギーを使えるのが特徴です。

0度はコンジャンクションや合と呼ばれ、ソフトアスペクトのような面もハードアスペクトのような面もあわせ持ちます。ハードアスペクトよりも更に強いエネルギーを発揮できるという特徴があります。

人によってハードとソフトどちらの側面で現れるかに差があります。特に意識しなくても調和的にエネルギーを扱えている場合はソフトアスペクトのような現れ方、その惑星に関わることをすると葛藤が多い場合はハードアスペクトのような現れ方をしています。

ある家庭にとても似た性格のふたり(夫婦、父と祖父、母と子など何でも構いません)が住んでいる様子を思い浮かべてみると、「ものすごく分かりあえて仲がいいか、同族嫌悪で極端に仲が悪いかのどちらかだな」というコンジャンクションのイメージを理解しやすくなります。

以下の一覧も参考に、自分の内面で起こっている協調や葛藤に関する理解を深めていきましょう。

アスペクト一覧

ソフトアスペクト

60度《セクスタイル》

星座ひとつ飛ばしで近い度数にある惑星同士は、友人のような距離感でサポートし合えます。

お互いの特性が自然と融合して平和的に共存します。

120度《トライン》

星座3つ飛ばしで近い度数にある惑星同士は、恋人のような距離感でサポートし合えます。

お互いの長所を引き出しつつとても仲良く共存します。

ハードアスペクト

90度《スクエア》

星座2つ飛ばしで近い度数にある惑星同士は、子どもの喧嘩のような、一方の個性しか通さない関係性になります。

ある個性とスクエアの関係にある個性を上手く活用することは非常に難しいです。全く使えなかったり、性質が極端に出すぎたり、ピンポイントで悪い面が出てしまい、アスペクトに関わる惑星や入室しているハウスの示す物事が失敗しやすくなります。

日常生活ではこのアスペクトに苦労することも多いですが、極端さが良い方向に働く場面が訪れると絶大な能力を発揮します。

180度《オポジション》

星座同士が真正面に向き合っていて近い度数にある惑星同士は、大人の喧嘩のような、衝突しつつもお互いの個性を尊重した最良の妥協点を目指す関係性になります。

スクエアとは違い「折り合いをつけるための葛藤」ですので、納得行くまで悩めばいずれ答えが出てアスペクトを上手に扱えるようになります。

150度《クインカンクス》

星座同士が真正面からひとつ横にずれて近い度数にある惑星同士は、スクエアほど分かり合えないわけではなく、かと言ってオポジションのように落とし所が見つかるわけでもないギクシャクした度数です。

個性同士の譲れない部分と妥協できる部分を見極めて折り合いを付けつつ、場面に応じた使い分けを意識できるようになると、アスペクトが持つパワーを上手に扱えるようになります。

ハード・ソフト両方の側面を持つ

0度《コンジャンクション・合》

同じ星座にあり近い度数の惑星同士は、分かりあえるか反発し合うかの二択という、同じ個性であるがゆえの深い理解や衝突が起こる度数です。

葛藤なくスムーズにアスペクトを扱えている場合は問題ありませんが、葛藤がある場合はオポジションのように「なぜ折り合いが付かないのか、どうすれば付くのか」を納得行くまで悩んで腑に落とす必要があります。

アスペクトは現実の人間関係も表す?

挿絵-注目

それぞれの惑星は人物も表すため、現実の人間関係の様子もアスペクトに現れます。

両親の仲がいい方のホロスコープでは、父を表す太陽と母を表す月のソフトアスペクトが現れる。本人も自然と夫婦仲がいい家庭を築きやすい傾向がある。

夫婦喧嘩ばかりの家庭に育った方には太陽と月のハードアスペクトが現れる。自然のままだと本人も夫婦仲が悪い家庭を築きやすい傾向がある。

現実の人間関係も折り合いの付け方はそれぞれのハードアスペクトと同じですので、解決したい人間関係があれば参考にしてみて下さい。

太陽父親、夫、役人、家長、王
母親、妻、一般人、大衆、ペット
水星中性的な人、子ども、学生、知識人、通信・運送関係
金星独身女性、若い女性、美容・芸能関係、貴族
火星独身男性、若い男性、起業家、冒険家、ライバル
木星壮年の人、哲学者、法律家、内科医、成功者
土星高齢の人、名誉役員、先生、伝統的な仕事
天王星友人、専門的な学者、占星術師、IT関係
海王星夢見がちな人、芸術家、睡眠や水に関わる仕事
冥王星医者、警察、探偵、物事の裏で働く、心理系の仕事

まとめ

挿絵-ハート
  • アスペクトは心の中の個性同士の相関図
  • アスペクトごとの意味一覧
  • 現実の人間関係の相関図でもある

こちらの記事では以上をお伝えしました。

僕は天王星と金星のスクエアという、恋愛での離縁が非常に起こりやすい困ったアスペクトの持ち主です。

ですが天王星とはもうひとつ木星がトラインなため、占星術の知識を拡散することに天王星のエネルギーを使うことで、恋愛面に天王星を使われることを避けています。

ホロスコープ内にスクエアがあり、かつそれに関わる惑星に複数アスペクトがある場合、ソフトアスペクトや、ハードでも解決が可能なオポジションに自分から惑星を活用することで日常を平穏に過ごせるようになるのです。

次回の記事では、実際にひとつのホロスコープを読み解く手順をお伝えしたいと思います(現在執筆中)。

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