- 6ハウスは何を表すハウスなのか
- 6ハウスに入室する惑星それぞれの意味
こんにちは、占星術師のMeiです。
こちらの記事では、ホロスコープの6ハウスが示す意味と、入室している惑星それぞれの意味についてお伝えします。
6ハウスとは?
- 労働と健康を表す
- 社会の要求に応える方法がわかる
6ハウスは自分が社会に必要とされるために使うべき能力が現れるハウスです。
個人が広く社会に役立つために発揮する『スキル』『知識』『従順さ』『管理能力』などが、具体的にどういった状況や形で求めらやすいのかを入室する惑星から確認することができます。
人は家庭と社会の両方に役割を求められなければ心が不安定になります。
どちらか一方に打ち込むだけでは、どこか居場所が無いような欠乏感を抱えたまま生きていくことになってしまうのです。
まだ社会的な居場所を現世に見つけられずに困っている方は、6ハウスの入室惑星やカスプ(ハウスの入口)の星座を参考に、この先自分が何をしていけばいいかを考えてみましょう。
6ハウスに入室する惑星の意味
太陽
- 頼まれた仕事を忠実に遂行する
- 自分の夢より現実的な仕事
- 秘書や部下として誰かを支える
- 自己管理や健康維持が得意
「自分の夢を叶えるより、夢を叶える誰かの役に立ちたい」という気持ちを持ちやすいのが6ハウスの太陽です。
会社や国、地域社会などの大きな組織に属して貢献することに、義務感や使命感を燃やします。
とても誠実で頼まれた仕事を完璧にこなすので、周囲からの信頼を獲得できるでしょう。
月
- 仕事でストレスを溜めやすい
- 不安になると単純作業にハマる
- 穏やかな環境で能力を発揮する
- 心因性の疾患に注意
6ハウスに月が入室すると、日々の仕事に繊細な気持ちで向き合うため仕事で心が疲れやすくなります。
孤立すると不安になりやすいので、自営業的な仕事より大きな組織に所属するほうが安心です。
変化の少ない、気の合う仲間がいる職場を選ぶと穏やかな気持ちで仕事を続けやすくなるでしょう。
水星
- 頭の回転の速さが仕事に活きる
- PC作業の多い職場にも馴染める
- 自分のキャパを超えると急に混乱
- 机で学ぶより現場で学ぶ方が身につく
知性を社会に役立てる義務を持つため非常に要領がよく、仕事を片付けるスピードが早いです。
パソコン作業や事務作業、言葉や文章を使った仕事に適正があります。
よい上司を見つけられると、サポートしているうちに自分自身も発展して行けるでしょう。
金星
- 感性や人当たりの良さを活かす
- お願いに応えること自体を楽しめる
- 規則の中にいるほうが安心できる
- 努力家で勤勉
「誰かに喜んでもらうことが嬉しい」という奉仕精神に溢れるタイプです。
美しさに対する感性に優れているので、誰かを今よりもっと綺麗にすることを手伝う仕事に適正があります。
人当たりの良さを活かして新人や後輩の面倒を見たり、チームの雰囲気を明るくポジティブに保つために尽くすと職場で愛されるでしょう。
火星
- 社会的に意味のある仕事への興味
- 大きな仕事への奉仕が自分の自信に
- 体を動かす仕事全般に適正
- 過労に注意
仕事に対して忠実にエネルギッシュに向き合います。
社会的に大きな意義のある仕事や自分にしかできない仕事を任せられると、使命に燃えてやる気になります。
体は丈夫ですが、あまりにも働きすぎるとケガをしたり体調を崩すので注意が必要です。
木星
- 大企業で評価されやすい
- 自分の意見より社会常識が大事
- 他者の要求を汲み取るのが上手い
- 宗教にハマりやすい
6ハウスに木星が入ると、仕事に関する事柄がどんどん発展していくため忙しくなりがちです。
仕事環境にも恵まれやすく、気負わず仕事に打ち込める環境が整いやすいです。
運気の低い時期にうっかり悪い思想や宗教に引っかからないように注意しましょう。
土星
- 忍耐力がずば抜けている
- 仕事面で努力することが魂の課題
- 気持ちより仕事を優先して不調に
- 不快感を他者に伝える練習が必要
責任感の塊のような人になるか、あるいは責任を恐れてわざと定職に就かずプラプラするか、人によって極端な現れ方をします。
どちらの気質が現れているにせよ、大きなプレッシャーと苦労を背負っても、地道な積み重ねでそれを跳ねのけて大成できる器を持っているでしょう。
健康に気を使いすぎて自分にプレッシャーを掛けてしまい、それがストレスにならいよう注意が必要です。
天王星
- 他者に合わせると実力が出せない
- 手に職を付けて自力で生きていく
- 科学やIT関係に適正がある
- ストレスが溜まると神経質になる
天王星は「みんなと同じ」を嫌いますので、6ハウスに入ると一般的な労働や義務から自由になることを目指しします。
専門分野を作ってフリーランスとして生計を立てていくほうが、惑星の個性を活かすことができるでしょう。
一日の中にリラックスして気持ちの波を穏やかにできる時間を作るように心掛け、心身の健康を保ちましょう。
海王星
- マイペースで定職に就きづらい
- 芸能、福祉、宗教、水商売などに向く
- 利害を考える必要がない仕事
- 家や同居人を慎重に選ぶ必要あり
曖昧さが個性の海王星が6ハウスに入ると型にはまった仕事が苦手となり、一般的な職場では実力を発揮しづらいです。
自分の行動や感性で他人の心身に働きかけ、癒やしていく仕事に適正があります。
他人の無意識に敏感なため、ネガティブな人が同じ家にいたり、事故物件などのネガティブな気が多く集まる場所に住むと体調を崩しやすいです。
冥王星
- 妥協できず体を壊しがち
- 仕事への意欲が0か100かで極端
- 実利に走りすぎる傾向
- 生死や心理に関わる仕事への適正
任された仕事を妥協せず限界まで突き詰めて行くようなハードワーカー気質が現れます。
充実した職業生活を送るためには、自分が寝食を忘れるほどのめり込める分野を見つけることが大事です。
本当に限界を超えて働いてしまうと大きな病気になる恐れもありますので、1日の中で働いていい時間をキッチリ定めておくなど自己管理も大切にして行きましょう。
まとめ
- 6ハウスは社会で役立つ方法がわかる
- 社会に居場所があることで心が安定する
- それぞれの惑星が表す意味
以上をお伝えしました。
僕は6ハウスに惑星が入室しておらず、ハウスカスプがうお座なので、この場合はルーラーである海王星を参考にすることになります。
ここまでの職歴はエンジニア(6ハウスにトランジット天王星が入室していた期間のみ)、水商売、マッサージ師であり、そして今は占いのブログを書いていますので、まさに6ハウス海王星だなと感じています。
みなさんが6ハウスの惑星を上手に活用できるよう願っています。Meiでした。