こんにちは!
占星術家のMeiです😆
僕自身の『心の性別』の状態としては、肉体は女性、心は中性(無性別)、恋愛対象は男性の男装女子です。
こういった状態はホロスコープにもバッチリ現れますので、ご自身の性別について掘り下げたい方向けに、他の指向も含めて記事にまとめてみました。
ぜひ自分らしい人生を創造するためのヒントにして下さい♪
『体』と『心』の性別はそもそも別物
僕たちの体は、肉体という『器』に魂という『魂(精神)』を宿すという仕組みで出来ているとされています。
肉体と魂は『別モノ』で、必ずしもイコールではないです💡
肉体の性別はたいていハッキリ2パターンに別れますが、魂の性別はグラデーションであり、肉体の性別に関わらず人によって『男性らしさ』が強かったり『女性らしさ』が強かったり個性があります。
僕は魂の性別が男女性ど真ん中の『中性』です😊
男性や女性といった分類にぜんぜん興味なくて、人付き合いは人間性を超重視してます!笑
性別に関係するホロスコープの要素
【星座】ふたご座とみずがめ座
体の性別が男女に分かれる前の子どもを表す『ふたご座』と、性別という概念を超越した美しさを表す『みずがめ座』を個人天体(太陽・月・水星・金星・火星)に持つ場合、男女には分類できない心の性別を持つことがあります。
僕は月ふたご座の『中性』です😊
【天体】天王星・キロン・パラス
みずがめ座のルーラーでマイノリティな嗜好を表す『天王星』、心の傷やトラウマを表す『キロン』、男女性の葛藤と調和を表す『パラス』が個人天体とアスペクトを取る場合、性の感覚が一般とは違う可能性があります。
歴史好きな方はご存知だと思いますが、同性愛と異性愛、どちらがメジャーかは時代によって違います💡
今の世の中は異性愛がメジャーなので、結果的に同性愛がマイナーとなっていますね😳
男性らしさと女性らしさ
二区分でわかる男女性の偏り
二区分の『陽』は外向的・社会的な男性らしさ、『陰』は内向的・家庭的な女性らしさを表します。
みなさんはどちらの数値が高いでしょうか?
僕自身は『陽18陰18』でまったくの同数です!笑
『陽』の数値が高ければ、女性でも社会に出てバリバリ活躍して出世します。
反対に『陰』の数値が高ければ、男性でも料理や手芸など、従来では「女性の役割」とされている分野が得意です。
たとえば、料理研究家のコウケンテツ先生は『陽9陰17』なので、とても家庭的な男性です😊
陰陽が同じくらいであれば、ほどよく社会的でほどよく家庭的なワーク・ライフ・バランスの取れた人でしょう。
男性だからこう、女性だからこう、ではなく『自分は』どう生きると幸せかを検討しようね♪
【男性らしさ】太陽-火星アスペクト
太陽と火星のアスペクトを持つと、男性的な要素が強まり女性でもパワフルに社会の中で活躍します。
『アネゴ!』とか『姐さん!』なんて呼びたくなる女性です✨
【女性らしさ】月-金星アスペクト
月と金星のアスペクトを持つと、女性的な要素が強まり、肯定的で愛嬌があるので男性でも可愛がられます。
『良妻アスペクト』とされていて、美人で優しいパートナーを得られたり、自分がそうなれる人が持つそうです♪
【中性的】天体-パラスの合・衝
小惑星のパラスと天体がコンジャンクションもしくはオポジションを取る場合、男女性が調和した中性的な人かもしれません。
男女どちらかの性別に偏った生き方をすると違和感があるでしょう💡
パラスは知恵と正義の女神である『アテネ』の別名で、アテネは甲冑で武装した『戦の女神』です。
強く賢いので、女性でも戦場(現代だと職場でしょうか)に出て指揮を取り、自分のチームを勝利へ導きます。
抑圧や心の傷と性的指向
金星/火星-土星アスペクト
金星や火星といった恋愛の星と『土星』がアスペクトを取る場合、恋愛を通して自分を鍛える人生になるので、「自分の甘さや子どもっぽさ」を叩き直されるハードな恋愛を経験しやすくなります。
そして、土星との向き合いから逃避するという形で、同性愛を選ぶことも多いです。
土星を陰転したまま受け入れると「苦しむことが幸せ」という感覚になることがあり、その場合、自分の本音を捻じ曲げて「本来の恋愛対象とは違う性別の人」に一生恋をし続けることもあります。
「苦しいのはイヤ」という普通の感覚の持ち主からすると不思議ですが、あえて苦しい修業を自分に課す『僧侶』のような人だと思うと理解しやすいです。
りゅうちぇるさんは火星-土星のアスペクトで、土星から逃げるように女性になりましたね💡
土星から逃げると生き辛さが増す、と本人が気づいたときに男性に戻るのかな?と見守っています😊
2023.7.12追記
まずはりゅうちぇるさんのご冥福をお祈りいたします。
この記事を書いたときには、まさかT火星を、自分の命を使った「自分が思う自分らしさの主張」に使うなんて思わず、本当にビックリしました。
戻って間違えた場所からやり直すんじゃなくて、消える方を選んじゃったんだな、と切ない気持ちです。
金星/火星-キロンアスペクト
金星や火星といった恋愛の星と『キロン』がアスペクトを取る場合、特定の性別にトラウマを持ち、同性愛を自分の恋愛の形とすることがあります。
僕の妹が火星-キロンのアスペクトを持つのですが、あえて問題のある男性を自分で選んで恋愛したのに、後から「辛い経験をさせられた!」なんて怒っていました。
「無意識に自分を苦しめる選択をしてるかも」と自覚できると、自分の本来の恋愛対象に沿った、みなさんのキロンを癒やしてくれる素敵な方とのご縁が結ばれますよ。
5ハウスのキロン
恋愛を表す5ハウスにキロンが入室すると、恋愛という物事に対して極端な反応を示すことがあります。
恋愛を人生から必死に排除しようとしたり、逆にモテようと必死になって変に空回ったり。
恋愛は『娯楽』のひとつですから、どちらにせよ人生の楽しみが減ってしまいますね😅
異性へのトラウマで極端なことをしてしまうので、トラウマから逃れるための行動として、マイノリティな恋愛に走ることもあるでしょう。
特にキロンと天王星がアスペクトを取っている場合、この傾向が出やすいです💡
個人天体のシングルトン
男性なら『月と金星』、女性なら『太陽と火星』がアスペクトを持たないシングルトン(ノーアスペクト天体)の場合、「その人物との関わりがない人生」を歩む可能性があり、結果的に恋愛の選択肢が同性しかないということも。
弟が「月と金星がシングルトン」で同性と付き合っています。
そんな弟のホロスコープには、こちらの記事に上げている配置が複数出ていました。
あとがき
現代では、とても大規模な『LGBTブーム』が巻き起こっていますね。
LGBTという分類が世に出てきた頃は「へぇ、こういうのがあるんだ、便利だな」なんて思っていたのですが、Q以降が増えたあたりからなんか『新興宗教』みたいな雰囲気になってきたので今は距離を置いています。
当事者がおいてけぼりの運動って、一体何の意味があるんでしょう。笑
陰謀論は好きじゃないですが、さすがに「LGBTを推進すると儲かる人がいるんだろうな」と察します😅
先述の通り、「どんな指向がマジョリティか」なんて時代によって変わるし、そもそも『自分のマイナーな個性』が大衆に認められることに興味なんてないです。
自分の個性や心の状態をちゃんと正しく把握して、必要なら医療や行政のサポートを受けて、そして身近な大切な人たちに自分のことを説明して受け止めてもらえたなら、人生はとても幸せなものだと思います。
仮に僕がたいして関わりのない他人に男装を否定されたとして、だってこれが自分なんだからしょうがないじゃん、という感じです😁
どうしたって僕は僕以外の人間にはなれませんから!笑
だからといって、たとえば医療や行政の現場で「自分は中性だから女性として扱わないで」、なんて言い出すようなTPOを弁えない、社会性の欠落した生き方をするつもりは無いです。
自分が感じている「自分らしい」を一方的に社会に押し付けて、マジョリティを不快にさせることが自分にとってプラスになるとは思えないので。
自分を不快にしてくる人に対して「仲良くしよう、優しくしよう」なんて気持ち、全く湧かないですよね!笑
僕としては、自分を変に過小評価して他人の目を怖がらず、「自分自身の個性や在り方」にバッチリ自信を持って他者と関われる人が増えていけばいいなと思っています。
マジョリティでもマイノリティでも、自分を認めることは幸せな人生を受け入れるための第一歩です♪
この記事が、みなさん自身の在り方を見つめ直すきっかけになれば嬉しいです😊